風通しの良いクラブミュージックとポップミュージックの境界線
こんにちは。
今日は7月24日に発売されたJessy LanzaのアルバムAll The Timeについて簡単に書きます。
Jessy Lanzaはカナダ出身のエレクトロニックサウンドを得意とするシンガーソングライターでありプロデューサーであり学生時代には大学でジャズを専攻しており本格的なデビュー前には音楽の先生としても活動していた時期のあるアーティストです。
彼女は今回のAll The Timeが3枚目のアルバム作品となりますが、彼女の名が大きく世に世界に知れ渡ったのは彼女自身の作品のクオリティの高さはもちろん、Caribouが2015年にドロップした名盤Our Loveに収録されていたSecond Chanceでの客演も一つかと思います。
今回の作品ではポップスのムードの中をエレクトロサウンドの粒が曲中を楽しく踊っているかのような印象を受けました。
まさにクラブミュージックがポップミュージックの境界線を往来しているような、音楽のジャンルの垣根を超えた風通しの良い楽しく穏やかな作品になっています。
つい先日リリースされたOver And Overのミュージックビデオからはまさにそんな印象を受けました。
ブレイクビーツのリズムも多く使われていますが、ポップスの軸をしっかり持ち絶妙なバランスで楽曲を制作する彼女の手腕はさすがです。
是非彼女の魔法にかかったサウンドがダンスする瞬間を楽しんでみてください。
オススメ曲
Lick In Heaven
ではまた。